コーチングについて

ストレス状態から抜け出す4つのアプローチ法

ストレス対策

毎日ストレスを感じている人
「日常の仕事のプレッシャーが強く、毎日ストレスを感じています。そのせいでパフォーマンスも低下しているし、抽象度の高い思考もできない状態です。どうしたらいいのでしょうか。」

こんな質問をいただきました。

この記事では

ストレスから抜け出すアプローチ方法を4つ紹介します。
コーチングの視点から、ストレス状態から抜け出すにはどうしたら良いのか知りたい方はぜひ読み進めてください。

本記事を動画で見たい場合はこちらをチェックしてみて下さい⬇️

①今の状況を客観的に見てwant toを探す

質問をくれた方は、今ストレスを感じる色々な要素があるのだと思います。

ですが、現在havetoを感じている状況ではあっても、今やってる仕事は色々な選択肢の中から選んで来てるという意味では完璧にhave to 100%だということはないと思います。

まずは、

want toの部分をしっかりと自分が認識できるように、自分の環境を整えたり、自分のマインドを整える

ということを是非やっていただきたいです。

もともとその仕事を選んだ経緯や、その仕事を色々な選択肢の中から選んでそれやってるという意味では何かしらのwant toがあると思うので、そのwant toを探してみて下さいということです。want toを自分に仕掛けてくことです。

「目の前の作業はどうしてもhave toしか感じません。全てがhave toなんです。」

という方は、正直want toの仕事に切り替えて行った方がいいなとは思います。

とはいえ、色々な状況がありますし、特に今はコロナ渦なのでそうは言ってられないと思います。どんどん会社を辞めたほうがいいとは言いません。

その業界で、その会社で仕事ができているということに対して、客観的に見ると結構ラッキーだなと思う事はたくさんあると思います。

お金(給料)をもらいながら知識を身につけることができる。
業務経験を積むことができる。
業務のスキルを身につけるということはできてるわけですよね。
これはすごくありがたいことです。

その業務からまったく学ぶことがありませんと言うのなら、キャリアップのために次の転職先を見つけていくということをどんどんやって行けばいいと思います。

ですが、まずその職場で自分がどこまでできるのか、徹底的に自分を磨いてみると良いと思います。

給料もらいながらそういうことが出来てるという意味では、どんな状況であっても自分を成長させることができるとも言えます。

何でもかんでも、逃げるような形で「次の職場!少しでもhave toを感じたから嫌!」と言うネガティブなサイクルは作らない方が良いと思います。

②過去思考をやめて課題認識と解決のアクションを

コーチングでは、過去は関係ないとよく言います。実際、過去はどんどん忘れるのが良いです。

ですが、目の前にある自分に課せられている仕事の内容で課題がある場合、その課題にはしっかりと向き合って下さい。

その課題を常にクリアしていくように自分自身を成長させる。ここはしっかりとフォーカスしていくことが大事です。

昨日やった仕事で怒られて辛い思いをした、今日もそんな状態で仕事をしてるとという状況だとします。

こんな状態では、今日もまた叱られてしまうのではないか。次の仕事もそうなるのでは?常に自分はダメ出しをされてるから苦しい、という状況であれば、なんとかここから抜け出す必要があります。

まずは過去思考から抜け出すことです。

終わったことはもう切り離すということですね。昨日までの自分とはサヨナラしてください。

「自分はこの瞬間から、未来思考になる。どんどんスキルアップしていく!」

とイメージをまず作ることです。

1つでもいいので成長していくということです。

小さなことでもいいので、自分が昨日よりも今日、今日よりも明日できるようになっていくということを狙っていく。

そしてそのためには当然ながらゴールが必要になります。

仕事の中での自分のゴールを設定してみて下さい。

そしてできれば、

「自分の二つぐらい上のレベルの先輩と同じくらいのレベルになるんだ!」

とか

「上司と同じレベルになるんだ!」

ということのイメージをこの瞬間に作って下さい。

そうすることによって、自分が何がどのように足りないかということが具体的に見えてきます。

それを毎日毎日、香課題をクリアしていくためのアクションにつなげていくことです。

ゴールが明確であって、現状の自分自身のポジションが分かっていれば、そのギャップから何を埋めていけばいいかというのは具体的に見えてくると思ます。

それを、しっかりと毎日、行動を起こしながら、スキルアップをしていくということ。

そこにフォーカスしていけばストレスという言う感じではなくなります。

とにかくアクションを起こしていき、そして結果からまた課題を見つけ、そしてまた次のアクションを決めていく。

これを繰り返していくことで、どんどん成長できる日々になってくると思います。

③ 気分転換ができる時間を意識的に作る

そう言っても、なかなか楽しみを見つけることができないという方もいると思います。

色々な状況あると思いますが、日頃やってる仕事が非常にストレスフルであったとしても休憩時間は取れると思うので、必ず息抜きの時間、気分転換ができるような時間を確実に作って下さい。

その時に何をやるか。仕事のことが頭から離れませという方もいると思います。

それはそれででいいと思いますが、あえて抽象度の高い視点でぼーっとする時間を作ることがポイントです。

例えばコーヒーを飲んで同僚とおしゃべりをする時間を作る。

ちょっと近くのカフェに行ってコーヒーを飲む。

時間が作れる方は、カフェの中で街中を歩いてる人を眺めてみたりする。

こういったことをやってみて下さい。

そんな余裕ありません!という方でも、ぜひこういったリラックスする時間、また別な視点を取り込むためのぼーっとする時間を、しっかりと意識的に作ってみていただきたいです。

そうすることによって、仕事に集中する、リラックスする、このサイクルを繰り返すことにより仕事で集中したときの集中力も高まります。

アイデアというのは、だいたい集中してる時よりは実はリラックスしてる時に出てきます。

「あ、こういうやり方がいいかも」とか、

「この課題を解決するためにはこういうやり方があるかも」

というようなアイデアが出てくるのは、割とこのリラックスしてる時だと言われてます。

自分もそういう経験はしています。

仕事に集中してる時はそれでいいと思いますが、新しいアイデア、本当に画期的なアイデアは
リラックスタイムで出てくることが多いということを理解して下さい。

そう理解した上で、しっかりとその息抜きの時間、休憩時間を取っていくということが大事になってきます。

④ 出来る人から学ぶ、コミュニケーションを取る

あと積極的にやっていただきたいことを紹介します。

今やってる業務に対して、例えば先輩社員や上司がいると思います。

その中で出来る先輩や上司を捕まえて、どうやったら上手くいくかという話を、雑談ベースでできる環境を作っていく。

これも結構重要です。

「だったらこれやってみたら?」

と、教えてくれたアイデアが自分が想定してないところのアイデアだったりします。

これは結構あることなので、できる人を見つけたら仲良くなっておくことですね。

日頃からできる上司がいたり、できる人がいたらなるべくコミュニケーション取れるようにしてそういう関係を作っておくこと。

そして自分がどうしても行き詰ってしまったら、そういう上司や先輩、同僚とかに聞けるようなマインドになることです。

意外に一発のアイデアで、ずっと悩んでたことが解決するがあります。

そういう人間関係から、実はそういうアイデアが自分の中に取り込まれるという事が出てきます。

逆に言うと、全く違う話をしてるときでもポコっとアイデアが浮かんでくることもあるので、同僚とのコミュニケーションも、意外に忙しければ忙しいほど重要になってきたりします。

こういうことを理解しておくと、いいと思います。

そういう意味では、仕事は集中してやっていると

「誰も協力してくれない!」

と勝手に思い込んでしまうこともありますが、色々な人を巻き込んでいくのがいいです。

一人でやってる感覚よりは、多くの人を巻き込み、多くの人と一緒にこの仕事に取り組んでるんだというふうに考えるとも元気も出てくるし、集中力も続いたりします。

そういったことで、是非ストレスの状況を自分でうまく解放していくやり方を、自分の中で色々な引き出しを持っておくと良いと思います。

今日お伝えした内容というのはほんの一部ですが、是非行ってみるといいんじゃないかなと思います。

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